新しいプラズマシミュレータが運用を開始しました。
プラズマシミュレータの新規利用を希望される方は、核融合科学研究所・プラズマシミュレータ共同研究の案内ページをご参照ください。
プラズマシミュレータの利用方法や共同研究開始後の手続きは利用者ポータルをご覧ください。
スーパーコンピュータシステム「プラズマシミュレータ」は、 核融合プラズマをはじめとする多階層・複合物理系の学理と応用に関する研究を加速させるとともに、 全国の大学・研究機関に最先端のスーパーコンピュータを用いた共同研究の場を提供することを目的に、 量子科学技術研究開発機構と共同で運用されています。 本システムはハードウェアの異なる3つのサブシステム(A, B, C)で構成され、理論演算性能として合計40.4ペタフロップスの計算能力を実現します。
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研究所の新しいスーパーコンピュータが動き始めました。
1秒間に1京(けい)回をこえる世界トップレベルの計算性能を有するプラズマ核融合分野専用のコンピュータシステムです。今回は、機器の裏側にまでカメラが入り、その全ぼうを解き明かします!人気のバーチャルリアリティ(VR)システムもご紹介します。
核融合プラズマは、ミクロの電子やイオンのダイナミックスからマクロのプラズマ輸送までの多数の異なる時空間スケールをもつ非線形過程と複合物理に支配された複雑物理系の典型的なパラダイムです。 数値実験炉研究プロジェクトでは、実験や理論と連携しながらプラズマシミュレータ"雷神"を活用し、核融合磁場閉じ込め装置全体のプラズマ挙動を予測することのできるヘリカル数値試験炉の構築へと繋がる大規模シミュレーション科学を推進します。