プラズマシミュレータについて


 プラズマシミュレータの更新により、SR16000モデルM1を中心とした旧システムは平成27年3月をもって運用を終了し、平成27年6月より現システムの運用を開始しました。

 現プラズマシミュレータは、富士通株式会社のPRIMEHPC FX100を大規模並列型計算サーバとしたシステムです。運用期間は、平成27年6月から平成31年5月の4年間です。
PRIMEHPC FX100の性能 
総主記憶容量 81TB
総演算性能 2.62PFlops
ノード数 2592
1ノードあたりのコア数 32
1ノードあたりの主記憶容量 32GB
1ノードあたりの演算性能 1.01TFlops
ノード間転送速度(双方向) 50GB/s

外部記憶容量 10.0PB
ファイルサーバ容量  25.6TB 

 本システムは、核融合科学研究所の「プラズマシミュレータ共同研究」に申し込み、採択されることによって利用することができます。また、LHD数値解析サーバーを用いて行っている「LHD数値解析サーバー利用共同研究」を遂行できる機能も含まれています。そのため、大規模並列型計算サーバ2592ノードのうち、144ノードはLHD数値解析サーバーとして使用され、プラズマシミュレータとして使用するノード数は2448です。

 プラズマシミュレータ共同研究およびLHD数値解析サーバ利用共同研究については、核融合科学研究所共同研究のページをご覧ください。 (平成27年度の申し込み締め切りは過ぎていますが、上記2つの共同研究は通年受付も行っています。)